前回、発達障害の特性をもちつつも、診断基準には満たないために診断がつかないケースがグレーゾーンと呼ばれるということを書きました。
誤った治療を防ぐために診断基準を重視してはいますが、実際のところ、診察の経過や様々な検査なども踏まえて判断するため、診断基準を満たさなければ絶対に診断がつかないということでもありません。
・診断基準を見ると、当てはまるところも当てはまらないところもある
・子どもの頃のことを覚えていない
・診察に親も同行して子どもの時の様子を話してほしいが遠方に住んでいて難しい
こういった方も、一度相談なさってみてはいかがでしょうか。