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睡眠と飲食⑤

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良い睡眠をとるために何を積極的に食べるか、あるいは避けるか以外に、食事のタイミングもポイントです。


私たちの体には、約1日周期でリズムを刻む体内時計の機能が備わっています。

脳内の視床下部が関わっており、体内時計によってホルモンの分泌をはじめ生理的な活動が調整されていることによって、私たちの心身が日中は活動できる状態に、夜間は休息する状態に切り替わるようになっています。

眠くなるタイミング、眠りが深くなるタイミング、自然と目覚めるタイミングとも関わっていますから、質の良い睡眠には体内時計を整えることが重要です。


体内時計は夜更かしや就寝・起床時刻がバラバラなど不規則な生活によって乱れが生じますが、食事のとり方によっても体内時計が乱れてしまうことがわかっています。


体内時計を維持する食事のとりかたとして、三点あげられます。


・食事の時間を一定にする(特に夕食)

・朝食を毎日食べる


基本的に生活リズムを一定にすることが体内時計の維持に重要なので、食事のタイミングは一定にしましょう。

特に夕食を遅い時間にずらすと体内時計への影響が大きいとされています。


ただ、お仕事やご家庭の都合で夕食が遅い時間にならざるを得ないという日もあるでしょう。

本来夕食をとる時間に少しだけ何か食べておくことで体内時計への影響が小さく済むとされていますので、いつもより遅い時間になりそうなときは軽食を用意しておくのがおすすめです。


朝食をとることが体内時計をリセットする刺激になるので、夜更かしした時でもいつもと変わらない時間に起き、朝ご飯を食べましょう。

窓際やベランダで朝日を浴びながら朝食を食べられたらベストです。

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